
入社年:2023年
出身校・学部学科:桃山学院大学 社会学部社会学科
所属部署:ガスタンク事業部 営業部
- Q1この会社を志望した理由、入社の動機、決め手となったことを教えてください。
- 就職活動の際たまたま目に入った船の文字に惹かれ当社の選考を受けたことがきっかけでした。地元が大阪の海に近いところだったこともあり、船はよく目にするものでした。さらに身近に海運に関わる仕事をされている方もいて船は身近な存在でした。
そんな船を造る仕事はどんなものだろうと興味を持ちました。
文系の学生だった私は造船について何も知らない状態でした。
そんな中説明会に参加し、実際に工場を見学して造船というスケールの大きな仕事に圧倒されたのは鮮明に覚えています。
さらに他の造船所にないガスタンク部門が未来のエネルギーを運ぶ先進的な仕事もありより興味を惹かれました。そんな大きなもの造りに関わりたいという思いと、常に身近にあった海に関わる仕事ということで入社を決めました。
- Q2現在の仕事内容をできるだけ具体的に教えてください。
- 現在の仕事は当社のガスタンク事業部の営業部に所属しています。
働く場所としてはガスタンク営業部の拠点は東京になります。
出張では当社水島工場もある瀬戸内や九州などに行くこともあります。
これはガスタンクを最終的に納めさせていただくのが他造船所になり、造船所が瀬戸内や九州に集中しているからになります。
私の仕事としてはお客様からの要望を受け、社内の設計とやり取りするものがメインになります。
最初は小さな部品の見積作成から勉強し、徐々に大きな機器にレベルアップしているところです。営業は設計をはじめ社内各部署とやり取りしながら仕事をしています。
私一人では技術的なことや製造現場なんて何もわからないのでたくさんの方に支えられて仕事をしていることを日々感じています。
もちろん営業は会社の窓口でもありますので、様々な会社の方と面談する機会があります。
上司の方と一緒にお客様のところに訪問し定期的な情報交換などもしています。
どんなものを運びたいかや、次にどんな船を造るかということを決める会社の多くは東京にあるので、そこに訪問し情報収集をしています。

- Q3仕事のどんなところに難しさや、やりがいを感じますか。
- やりがいは、やはり船ほどの大きさはないですがガスタンクを船に搭載するときに感じます。
なんらか自分が関わった巨大なものが完成し実際に納品されるときはやりがいを感じます。タンクの製造は新来島サノヤス造船でするのですが、タンクを搭載する船は他造船所で建造されています。造船所のクレーンで吊られ船の上に移動する風景は圧巻です。難しさという程ではありませんが、やはりお客様とのやり取りは気を使う場面が多いです。不用意な発言は相手に誤解を与えたりしかねません。そのため重要な見積期限を延ばしてもらう場合の連絡などは上司に確認してから送ることが多いです。
- Q4仕事においてこれからどんなことにチャレンジしていきたいですか。
- 新しい時代の造船に関わっていきたいです。今後も船舶から排出されるGHG削減などを目指しガスタンクに注目が集まります。今までの重油で動く船とは全く違う燃料で動く新しい船が形作られます。現在はその過渡期でこういうと大げさですが燃料革命ともいえるような時代ではないかと感じることもあります。各造船所も様々なアプローチで新しい船型を造っています。(当社ガスタンク事業部は造船部門とは独立した部門で、タンクは全て外販しています。)その時に重要な機器である燃料タンクを通じて新しい形の船を造っていくことにチャレンジしていきたいです。

- Q5新来島サノヤス造船に入ってよかったと思うこと、特に印象に残っているエピソードなどがあれば教えてください。
- 特に印象に残っていることは、新造船の海上試運転に乗船したことです。
四国と本州をつなぐ橋の下のバルクキャリアでの通過やエンジンルームに入るなどなかなか稀有な体験で特に印象に残るとともに、造船会社に入社したことを改めて感じたエピソードでした。船の速力や燃費などを引渡し前に数日にわたり計測する海上試運転ですが、新入社員はできるだけ乗せるという社内風土があります。ただ乗るだけではなくもちろん仕事があります。私は設計の方の応援という形で機関室やエンジンルームで機器の計測などをしました。普段関わりの少ない新造船部門の方と初めて話したり、船の基本的なことを実物を見ながら説明していただいたりと学ぶべきことがたくさんありました。
ガスタンク営業という普段の業務にあまり関係のないエピソードですいませんが、こんな感じに部署を超えた交流もありますという一例になればと。
- Q6これから入ってくる後輩にアドバイスや会社のアピールを一言。
- これを読まれているということはなんらか、船や海に興味があるのだと思います。仕事にするには興味があるくらいがちょうどいいのかなと個人的に思います。
もちろん船が好きで入っていただくのも良いと思います。一方仕事の知識ゼロから仕事するにしても興味があることなら楽しんで学べるのかなと思います。
知らないことを知っていく楽しみがあると思います。かくいう私がそうでした。何も造船について知らないまま、なんならガスタンクなんてものが船に乗ることもしらない状態で入社しました。新来島サノヤス造船はそんな人でもやっていけるよう営業だけでなく設計や工作部など部署を超えて会社全体で支えてもらえる会社ですので心配はありません。最先端の船は?将来はどのよう船になる?そんなことに興味があるなら新来島サノヤス造船にぜひ訪れていただければと思います。

- Q7一日のスケジュール(例)
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- 8:00
- 30
- 出社・朝会
- 9:00
- 部内会議
- 30
- 10:00
- メール確認
- 30
- 事務作業or客先訪問
- 11:00
- 30
- 12:00
- 昼休み
- 30
- 13:00
- 事務作業
- 30
- 客先訪問
- 14:00
- 30
- 15:00
- 30
- 16:00
- 事務作業
- 30
- 17:00
- 翌日の準備
- 30
- 退社
- 18:00
- 30