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先輩インタビュー

入社年:2015年
出身校・学部学科:大阪府立大学大学院 工学研究科 航空宇宙海洋系専攻
所属部署:造修本部 大阪製造所 大阪タンク製造部 大阪タンク製造課

Q1この会社を志望した理由、入社の動機、決め手となったことを教えてください。
受け身な印象を持たれるかもしれませんが、大学の先生の推薦で就職を決めました。サノヤスには同じ大学の先輩も多数在籍していますし、多くの卒業生をさまざまな企業に送り出してきた教授が、長年の経験から「サノヤスはいい会社だから」と推薦してくださったのです。もちろん最終的には自分の目で確かめて、納得して入社したわけですが、先生の言葉はやはり間違っていませんでした。
Q2現在の仕事内容をできるだけ具体的に教えてください。
ガスタンクの製造に携わっています。サノヤスはガスタンクの製造をしている国内唯一の造船会社ですが、私はここ大阪製造所でガスタンクの製造から納品まで、全般的な業務に携わっています。ガスタンクは危険物であるガスを高圧かつ低温で注入し、船で運搬するものですから、高い品質が求められます。厚みが5センチもある鋼板を溶接し、配管やセンサー、器具類を取り付けて完成まで3~4ヶ月ほどかかります。そして実際に船舶に搭載し、ガスを注入するまで気が抜けません。初荷役のときは海外の港まで出張し、問題がないことを確認して一連の仕事が完了します。

Q3仕事のどんなところに難しさや、やりがいを感じますか。
やりがいは、やはり船ほどの大きさはないですがガスタンクを船に搭載するときに感じます。なんらか自分が関わった巨大なものが完成し実際に納品されるときはやりがいを感じます。タンクの製造は新来島サノヤス造船でするのですが、タンクを搭載する船は他造船所で建造されています。造船所のクレーンで吊られ船の上に移動する風景は圧巻です。
難しさという程ではありませんが、やはりお客様とのやり取りは気を使う場面が多いです。不用意な発言は相手に誤解を与えたりしかねません。そのため重要な見積期限を延ばしてもらう場合の連絡などは上司に確認してから送ることが多いです。
Q4仕事においてこれからどんなことにチャレンジしていきたいですか。
ガスタンクの製造工程の中でも難易度の高い溶接。今は職人さんの高い技量に支えられている部分もありますが、より安全性と効率を高めるための技術開発を行っていきたいと考えています。溶接ロボットなどを活用したサノヤスオリジナルの技術で、世界の厳しい競争を勝ち抜いていきたいです。

Q5新来島サノヤス造船に入ってよかったと思うこと、特に印象に残っているエピソードなどがあれば教えてください。
初荷役のときは海外の港まで出張しますが、南アフリカまで行ったのは、とても印象的で楽しい思い出です。
Q6これから入ってくる後輩にアドバイスや会社のアピールを一言。
サノヤスは基本的に、チャレンジすることには寛容な会社です。「若いやつは黙っとけ」と言うような上司はいません。ですから経験年数にかかわらずどんどんチャレンジしてください。生意気と言われてもいい。上司が言ってくるのを待つのではなく、自ら進んでやることが会社を良くすることにつながります。

Q7一日のスケジュール(例)
8:00
現場巡回
30
9:00
工程進捗具合を確認
30
工程変更の検討 
10:00
30
11:00
30
12:00
昼休み
30
13:00
ミーティング、現場巡回
30
現場での問題点を協議(前後工程部署、設計)
14:00
溶接施工法、工作法の改善案を検討
30
15:00
30
16:00
30
17:00
退社